SHN No.155, 2005.06.20
送別会
私の転勤が決まり、最近はパーティによく呼ばれています。この週末も、金曜はCTCのジョノの家に、土曜日は日本人会、日曜は子供たちのサッカー、シャムロックスでのお付き合いから始まった友人らに招かれました。
先週、風邪の話を書きました。拓志は13日(月)に学校に戻っていましたが、17日(金)朝、拓志から電話が入り、学校で緊急会議が開かれて、翌日土曜日8:30以降、学校閉鎖することになったとのこと。追うように学校からそれを確認するメールが入り、学生たちは、1週間の特別休暇が与えられました。翌日、新聞にその記事が出ましたが、同校では120人(全校生徒約550名)が風邪にかかっているそうです。風邪が流行りだしたのは2週間ほど前で、拓志のルーカス寮1年生14名でも、かからなかったのは、2・3名だけだそうですから、延べ人数ではもっとずっと多かったと思われます。薄ら寒い寮で、合宿生活していれば、どんなに予防策を打ったって無駄でしょう。そんなわけで、先週エキストラで週末を家で過ごした拓志は、この週末もまた家にいることになり、土日にあった集まりにも出席できました。
日本人会の集まりは、マリッツバーグ在住4家族と、仕事でお付き合いのあるリチャーズベイの2家族、合計12名が集まり、ゆっくりとリラックスした雰囲気の中で土曜日の昼食を頂きました。近頃は、マリッツバーグ近郊(車で20~30分ほど)でも、ちょっと洒落た感じのレストランが増えました。今回行ったところも、田舎宿ながら最近経営者が替わり、レストランはダーバンにあるレストランが支店を出しています。冬至が近いというのに、比較的暖かい日で、柔らかな日差しの中、美味しい空気を吸いながらベランダで食事を楽しみました。もちろん子供たちの年齢がそれだけ高くなったということもあるでしょうが、南アでの3年間でこの手のレストランに彼らを連れて行っても、安心していられるようになりました。マナーの面もさることながら、比較的長い時間テーブルに着いていても、なんとか我慢できるようになって来たことが何よりです。
日曜日に招いてくれたのは、アマディプ・セイグリ夫妻(インド系南ア人)で、我々のほかに、マイク・ロッセラ夫妻(ドイツ人・イタリア人)、コリン・ドロシア夫妻(イギリス人・ドイツ人)とその子供たちが集まりました。アマディプ・セイグリ以外は、我々夫婦を含めて、全員が南ア以外で生まれて現在マリッツバーグで暮らしている人々です。子供たちは、男の子7人、女の子2人。男子は、拓志が一番年長で、その一歳下に3人、三歳下(隼矢)、四歳下が二人と比較的揃っています。彼らは、スーパーの買い物袋に新聞紙を詰めてボールをつくり、それで延々数時間にわたってドッジボールをやっていました。子供たちなんて、そんなものでも結構遊べるんですね。大人たち8人は、1時過ぎに集合し、7時頃まで、子供たちが遊ぶのを眺めながら、入れ替わり立ち代りお喋り三昧です。
日本人にしろ、南ア人(外国人)にしろ、気の置けない人々と、ゆっくり食事をしながら時間を過ごすということは、本当に幸せな時間の過ごし方だと思います。土曜のようにレストランに行くもよし。日曜のように、各家族が料理一品ずつと自分の飲み物を持ち寄って集まるもよし。親しい者同士が、電話一本でわっと集まって、午後一杯お喋りしたり子供たちが遊ぶのを見る、なんてことは、街が大きすぎず、なおかつ時間と場所に余裕がないとなかなかできないこと。そういう意味で、マリッツバーグでの生活はとても恵まれていて、それがどれだけ幸せなことか、ここの人々はちっとも分かっていない、というのが、日曜日にG8各国人から南ア人に提出された統一見解でした。
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