SHN No.2, 2002.07.15
こちらに来て10日が経ちました。最初の5日ほどは、引継ぎでバタバタしているうちに過ぎてしまい、やっと8日(月)の週になって事務所で普通の生活を始めています。以前は、私とI君(現在はメルボルン駐在)の二人がCTCにいましたが、現在はN君(32歳)、S社のIさん(27歳)、私の三人がいます。この他、日本と南アの合金鉄の合弁会社に、Tさんという方が駐在されており、ピーターマリッツバーグの日本人人口は合計4名です。
先週日曜日、前任のAさんをダーバンに見送る際には、このピーターマリッツバーグ日本人会全員が空港まで行き、その後ダーバン市内の昔からある中華料理屋、Golden Chopstickに行く予定でした。ところがこの日は、ダーバンでサーフィンの大会とアフリカ連合(AU)サミットがあるため市内は大混雑。結局、郊外のショッピングモールにある日本料理屋に行くことになりました。このショッピングモールは最近でき、まだ拡張中ですが、噂では南半球最大のショッピングモールとのことです。南アには「南半球最大」がいくつもあるので、本当にそうなのかは疑ってしまいますけど。
店の名前は「たれぱんだ」。日本ではやりのキャラクターをそのまま使っています。オーナーは日本人ではありませんが、メニューも一応日本語でも書かれています。中には、「うどん」ならぬ「ラどん」などもありご愛嬌ですが、びっくりしたのは「かぶとむし」。分かりますか? 答えは「兜蒸し」。思わず笑ってしまいました。たぶん、日本のフランス料理やイタリア料理、ことによったら中華料理でも、ネイティブ・スピーカーの人が見たら笑ってしまうようなミスはあるのでしょう。
昨日13日(土)の午後には、CTCの秘書リンの家に招かれて行ってきました。彼女の夫バリーは私の自転車の師匠でもあります。彼も最近忙しくて自転車に満足に乗っていないそうで、体重も87kgとかなりオーバーウェイトです。来年のケープ・オーガス(ケープタウンから喜望峰を回る自転車レース。毎年25,000~30,000人が参加)に向け練習を開始することを誓いあいました。同家には息子のスコット(21歳)と娘のニコラ(19歳)がいますが、我々が初めてスコットに会ったのがちょうど10年前つまり今の拓志とそれほど変わらない年齢でした。ニコラも、以前拓志や隼矢と撮った写真を持ってきて見せてくれましたが、子供たちの成長を見ると本当に時間が過ぎるのは早いことを実感します。
私が名古屋から関西に引っ越したのが、ちょうど今の拓志と同じ小学校5年生の1学期終了後でした。今回拓志と隼矢がその年齢で南アに引っ越すことを考えると、自分のその頃の生活と重なり、感慨深いものがあるとともに、彼らがうまくこの生活に溶け込めるかという不安も湧いてきます。私は西宮で1年、その後1年半あまりを茨木で過ごしました。どちらでも良い友達も多かったものの、イジメられてもいました。小学校5年生というと少々難しい時期にもかかってくるため、子供たち、特に私が転校したのと同じ5年生である拓志のことが気になってしまいます。少なくとも、家は彼らをいつも守ってやれる場所であるよう心掛けていきたいと思います。
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