TBW No.343, 2012.01.30
小ネタ二題
まずは、時事速報に興味深い記事があったのでご紹介(1月27日。一部抜粋)。
ヘラルド・サンが27日、専門家の見方として伝えたところによると、木曜のオーストラリア・デー(祝)と週末の谷間の平日となったこの日、全国で171千人以上の労働者が「病欠」し、4連休を取ったもようだ。雇用主にとっては出勤した従業員への残業手当などで6500万豪ドルのコスト増となる見通しで、コールセンターや旅行、製造業が最も大きな影響を受けたとみられている。専門家は多くの「病欠者」はうそがばれないよう上司に電話で説明するのではなく、携帯メールで病欠を連絡したことだろうとしている。
一方、シドニー・モーニング・ヘラルド紙によると、豪州の最低賃金は時給15.51豪ドル(9%の雇用者年金拠出負担は含まず)に対し、英国は9豪ドル、米国は7豪ドル、東京は10.16豪ドル。豪ドル高が押し上げた側面はあるものの豪州の労働者は先進国の中で最も賃金が高い部類に入っている。豪投資信託会社の幹部は同紙に対し、「近年、(豪州の)生産性の伸びが改善しているどころか、落ちているのは明らかだ」と指摘。労働市場の柔軟性を高めることで、生産性を改善することができると述べている。
豪州の就労者数は、ざっと言って1100万人程度ですから、その1.5%がずる休みしたことになります。しかし、この数字はどうやって予想したのでしょう。もちろん、きちんと有給休暇を取っている人たちも多数います。うちの会社も、指定休(労働協約の関係で4週に1回金曜が休み)を1週ずらして27日を休みにしました。また、記事後半の最低賃金の話も、世界相手に商売している我々にとっては頭の痛いところ。加えて労働組合がとても強い国ですから、イライラすることが多々あります。
さて我が家では、97年に最初の南ア駐在から帰国後、毎年海外の友人・知り合い向けに、ニュースレターを書いています。南ア駐在時に英語を習っていたカナマ家が、毎年クリスマスレターを出しており、それに倣って出すようになりました(このHPにもアップしています)。今年は、何箇所かから例年とは違う反応がありました。「英語が良くなった」と褒められたのです。
今までは、その場その時で、会社の人・英会話の先生などのネイティブの人に校正してもらっていました。イーデンに移ってから毎年校正を依頼していたのは、渉外マネージャーのヴィンス。彼は筆をあまり入れず、なるべく元の文章を生かすように直してくれました。今回校正したのは拓志と隼矢。拓志が、ヴィンスのようになるべく私の英語を生かすように校正した後、隼矢がブラッシュアップしました。二人いわく、C-の文章をBくらいにした、そうです。ヴィンスが直す箇所は少ないので、英文を書くのが少しは上手になったのかと思っていましたが、私の錯覚だったようです。彼は、C-をCくらいにしか直していなかったのでしょう。
彼らは一様に、「お父さんの文章は、日本語で考えて英語に訳したのがよく分かる」と言います。それは彼らも、時々、「間違っちゃいないが普通はそうは言わない」、直訳的な日本語になっているからお互い様ですね。
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